2010年第1回建築学科連続講演会:富田玲子

講演者:富田玲子氏(象設計集団代表)
演 題:「小さな建築」
場 所:横浜キャンパス16号館セレストホール
日 時:2010年5月17日(月)16:20~17:50
概 要:丹下健三と吉阪隆正という二人の巨匠の愛弟子でもあった象設計集団の建築家富田玲子氏をお迎えして、作品とその考え方について講演を聞いた。富田さんはオノマトペ=擬態語で建築が考えられることを紹介し、「わくわく」「すっぽり」「ぺたぺた」「こんもり」といったことばから建築空間が目指すもの、建築が持つべき優しさ、建築が目指す理想について個々の空間を示しながら丁寧に説明した。住宅、学校、市庁舎、温泉施設、福祉施設などの設計例をしめしながら、絵本を繰るようにすすめられた講演は、触感・音感・体感を実感しながら、「くらしの場」に対するやさしいまなざしと、鋭い批判精神に心を洗われる90分であった。