曽我部 昌史教授が所属するプロジェクトが2016年日本建築学会賞(業績)を受賞

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工学部建築学科の曽我部 昌史教授が所属するプロジェクト「明治の鉄道遺構としての万世橋高架橋の再生保存と地域活動」が、一般社団法人日本建築学会の2016年日本建築学会賞(業績)を受賞しました。

このプロジェクトは、旧万世橋駅の遺構を「マーチエキュート神田万世橋」という独立した商業施設として再生するものです。
1943年に休止した旧万世橋駅は、2006年の交通博物館撤去後に独立した商業施設として生まれ変わったことで、高架橋部分の特徴的な姿を川側とまち側両方から見せる形となりました。

受賞に繋がった具体的な成果として、①「いかに手を加えないか」を命題に恣意的なデザインを排除し、歴史を体感できる場として建物の特徴を活かした保存・再生をしたこと、②「マチとのコトづくり」をテーマに地域と連携し情報発信を行う取り組みを続けていること、③神田川沿いに開かれた140mに及ぶ親水デッキをつくり、水辺空間再生を積極的に行ったことなどが挙げられました。本業績が鉄道遺構の再生と地域活動を通じ、現代に生き続ける遺構として社会とつながりを活性化させる存在となっており、ここで実践されたプロセスと考え方は、多くの示唆に富むものと高く評価されました。

一般社団法人日本建築学会ホームページ関連記事:https://www.aij.or.jp/2016/2016prize.html