【受賞】建築学科まち再生コース3年 高橋完知さんが「建築資料研究社 全国建築学生チャレンジコンペ ~まだ名もない和の表現~ CONFORT賞」を受賞

2025.5.15

建築学科まち再生コース3年 高橋完知さんが「建築資料研究社 全国建築学生チャレンジコンペ ~まだ名もない和の表現~ CONFORT賞」を受賞しました。

■テーマ:
「和」とは多くの解釈が可能ですが、それは建築、内装、庭園、さらには人々の所作まで、様々な手法、表現、技術が織り重なって形作られるものです。「和」は時代を超えて、新たな解釈や技術、挑戦の積み重ねによって進化してきたものであり、常に上書き可能で自由な概念と捉えることができます。伝統的な社寺や住宅、庭園などにおける名前のついていない手法を見つけ出し、その手法を用いて「和」を表現するコンペです。

■内容:
築120年の町家で松ヤニが出る空間を体験したことがあり、松ヤニは住人が拭いてまた出てまた拭いての繰り返しである。ただ、現代人にとって拭き掃除という文化が薄れてしまっているように感じる。松ヤニが出るという環境を長く使い続けてきたからこそ、自分がその光景を目にすることができたと思い、松ヤニが出る空間を長く使い続ける一連の所作までを「和」と定め、生継間(せいけいかん)と名付けた。

■受賞のコメント:
この度はこのような評価をしていただき非常に嬉しく思います。都市化が進んでいくなかで、生まれ育った自分にとって「日本らしさ」や「和」は大変興味深いものでしたし、自分なりの表現をすることができてよかったです。このような結果に満足することなく精進して参りたいと思います。

■関連リンク:
https://www.ksknet.co.jp/nikken/students/event/compe202504/index.aspx

https://luchta.jp/result/a-wa-ch/2024/