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横浜キャンパス建物の概要
■地中観測概要 (1)地中観測位置 地中および地表での振動計測はボーリング坑を利用して、工学的基盤レベル(GL-21.8m)と地表レベル(GL-1.5m)において各々3成分の振動計測を行っている。工学的基盤以浅の地盤は主にローム層で構成され、N値10以下の軟弱層がGL-21.8mまで堆積している。 (2)1号館観測位置 1号館は角型鋼管のCFT柱と鉄骨梁で構成された複合構造となっている。振動計(サーボ型加速度計)は8階、6階、3階、1階およびB1階に配置されており、各階において長手方向(X方向)、短手方向(Y方向)および上下方向(Z方向)の3成分の観測を行っている。設置位置および観測成分(X,Y,Z方向)は図-1中に示してある。 (3)23号館観測位置 23号館は地下2階地上8階、塔屋2階のRCラーメン構造でB2階とB1階の間に免震層を有する中間免震構造となっている。設置した地震計はサーボ型加速度計(一部サーボ型速度計を併置)で8階、6階、3階、B1階、B2階の5箇所に、各設置階ともにほぼ同位置に設置してある。なお、設置位置および観測成分(X,Y,Z方向)は下図に示してある。 ![]() 地中加速度計設置図 ■1号館地震観測概要 ・構造形式: 角型鋼管のCFT柱+鉄骨梁構造の上部構造と鉄筋コンクリート造の下部構造 ・基礎構造: 場所打コンクリート杭(GL-13mの土丹層を支持層とする) ![]() 1号館基準階平面図 1号館立面図 ■23号館地震観測概要 (1)鉛直方向 ・構造形式: 鉄筋コンクリート造の上部構造と下部構造の間に ・基礎構造: 直接基礎 ![]() 23号館基準階平面図 23号館立面図 (2)免震層の水平方向方向 ![]() 1号館の平面形状はほぼ正方形の形状であり、23号館は“L”型形状を示している。 1号館23号館ともGL-13〜GL-15の土丹層を支持層とする杭基礎と直接基礎による基礎構造を有している。 |
神奈川大学工学部建築学科・工学研究科建築学専攻 |