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 構造計画概要     1 号 館   2 3 号 館

 23号館は、地下2階・地上8階・塔屋2階の研究室、実験室、講義室及び図書館書庫からなる建物である。

軒高は30.05m、最高部高さは39.25mで、階高は地上階3.7m、地下1階実験室は5.0m、地下2階書庫は6.0mである。構造種別は鉄筋コンクリート造としている。

・地下2階と地下1階床の間に免震部材を設置した免震建物として計画する。

・免震部材には、アイソレータとして天然ゴム系積層ゴム、エネルギー吸収部材として鉛ダンパー及び鋼棒ダンパーを用いる。

・架構形式は、X方向(長手方向)、Y方向(短手方向)共に純ラーメン構造としている。

・下部構造(地下2階部)は、上部構造の基礎として十分な剛性、耐力を持つ構造としている。

・基礎構造は、鉄筋コンクリート造べた基礎とし、GL-14m付近より現れるN値50以上の相模層群砂礫層に直接支持させる計画としている。なお建物北部の一部にて基礎底以深に同支持層が現れる箇所については、ラブルコンクリート打設することにより同支持層に直接支持させる計画としている。


 ■ 4〜8階床梁伏図





 ■ 軸組図








 ■ 質点系振動解析モデル




23号館の構造設計   ・   23号館の強制振動実験   ・   23号館の地震シミュレーション
神奈川大学工学部建築学科・工学研究科建築学専攻